お取引先医院の看護師の方々からの後押しで、創業４年目サロン立ち上げを決意しました。そんな中、立ち上げと同時にサロンへの想いを強くした出来事がありました。２００５年サロンを立ち上げるというまさにその時に、脳腫瘍が見つかりました。

腫瘍が見つかってからは、昼間は周りに音があるので、気がまぎれるのですが、夜になると不安がどんどんあふれ出てきて眠れません。父親がくも膜下出血で倒れて、開頭手術後に寝たきりになってしまっていたので、頭の手術には不安しかありませんでした。

納得のいく手術をしてもらえる病院が見つかるまで、眠れない日々が続きました。

その時、私は「人は眠れないと不安ばかりが大きくなり、負のサイクルに陥る」という事を体感しました。

「眠る事の大切さ」を実感したのです。

この時の体験が「手のひらの温もり」から伝わるエステで、何もかも忘れてゆっくり眠れる場所を提供したいという想いが生まれたのです。それが、今のVisageにつながっています。